地球の温暖化と循環型社会の確立のため

コロナウィルスの事件が起こり、旅行者は激減。バスは駐車場に止まったきり。航空機も飛行場の駐機上に翼を休めています。部品調達の問題から大企業の生産ラインも止まることが多くなっています。世界的なガソリンの需要は減退しています。スェーデン人の環境問題で発言している少女のグレタさんがどれだけ叫んでも聞かれませんでしたが、コロナウィルスが原因して今年の二酸化炭素使用量は全世界的には激減しているようです。
 何千万年かかって作られた化石燃料を現代人は恐ろしいスピードで使用しています。永続的社会を作るためなら、この化石燃料の急激な使用、浪費に歯止めをかけなければなりません。しかし便利さ、快適さという近代社会の錦の御旗の前進を止めることはできません。地球の温暖化により毎年巨大な台風が襲っています。温暖化により地殻の熱膨張からか地震も多発しています。バベルの時代の人はレンガを焼く技術と瀝青、石油資源の活用を開発して神なき豊かな社会を築こうとしました。今日も石油資源はエネルギーだけでなくプラスチックとして大活躍しています。しかし便利な石油製品のプラごみが今や世界に蔓延し、魚の体内に蓄積して、やがてそれを食べている人類を滅ぼそうとしています。ペットボトルやサランラップなど超便利なものを人類は手放せません。コロナウィルスの一日も早い終息を願いながら、この事件の問いかけている事柄をしっかりと見つめていきたいと思います。
 長い歴史の中、人類は様々な疫病や試練にあってきました。その時代の人々とともに祈りを捧げましょう。

第二歴代7章12~16節を読んで祈りましょう。

その夜、主はソロモンに現れ、彼に言われた。「わたしはあなたの祈りを聞き、この場所をわたしにいけにえを献げる宮として選んだ。わたしが天を閉ざして雨が降らなくなったり、あるいはわたしがバッタに命じてこの地を食い尽くさせたりして、わたしがわたしの民に対して疫病を送ったときには、わたしの名で呼ばれているわたしの民が、自らへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求めてその悪の道から立ち返るなら、わたしは親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地を癒やす。今、わたしはこの場所でささげられる祈りに目を開き、耳を傾ける。今、わたしはこの宮を選んで聖別した。それはとこしえにわたしの名をそこに置くためである。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。」